スマホ決済で納税が完了!税金は自宅で支払える!

税金/相続

ワクワク家 兄夫婦の会話

自動車税とか固定資産税ってどうやって支払っている?

最近はコンビニで支払えるから時間を気にしなくなって良かったよ。

それが、コンビニよりももっと楽になっているらしい。

どういうこと?

スマホで支払えるらしいよ。

え?コンビニにも行かなくていいの?それは助かる。コンビニは楽だけど行かないと払えないから。スマホなら空いた時間でできるから本当に便利ね。

 

毎年4月から5月になると、自動車税や固定資産税などの案内が自宅に届きます。わかってはいても、納税に対してはネガティブなイメージを抱くものです。そんな心理状況に加えて、支払いに行くことを面倒だと感じる方は多いものです。じつは、家にいながらスマホで簡単に決済ができることご存知でしょうか。納付書を持参して、コンビニや金融機関で支払いを行わなくてもよいのです。対象となる税金や納付の際の手順や注意点について詳しく説明しますので、ぜひご活用ください。

 

どんな税金が支払える?どこの自治体でもスマホで払えるの?

 

スマホで支払いの対象となるのは固定資産税や自動車税、不動産税、個人事業税などです。

なかには、スマホに対応していない場合や、たとえば法人都民税等申告税などは対象になりませんので、従来通りのやり方でお金を納める必要があります。

(法人都民税等でも事前に申告書が提出済みの場合にはスマホ支払いも利用可能)

 

また、納税金額により支払い可能かどうかが変わってきます。

納付書の合計金額が30万円までのバーコード印字されているものであればスマホ決済可能ですが、それ以上の金額の場合は利用できません。

スマホの決済アプリとして、PayPayや楽天銀行などが利用可能です。支払いの際は、決済アプリについても対象の可否について確認しておきましょう。

 

スマホで納付の手順

 

実際のスマホでの納付は、対応のアプリを起動させて用紙のバーコードを読み取るだけです。やり方がわかれば短時間で納付が完了します。

パソコンやタブレットでは支払いができません。

事前に普段から利用しているアプリであれば、必要情報が事前に入っているため手間の省ける場合が多いです。納付の手順というよりも、アプリの起動までがポイントと言えるかもしれません。

 

スマホで納付する時の注意点

 

たとえば、コンビニなどで支払いをする場合には、納付日の日付と受領印を押した領収証を受け取ります。この領収証が納税した証拠となるのですが、スマホ決済では画面表示のみです。

たとえば、車検が近い場合に車検を受けるためには、自動車税を納税した証明が必要です。納税証明書は発行されますが、2~3週間かかりますし、申請の手間を考えると、スマホ決済ではなく直接コンビニなどで支払った方がよい場合もあります。

 

まとめ

 

自動車税や固定資産税などは、スマホからの決済をおすすめします。時間帯や天候を気にせず、スマホ一つで納税が完了でき、手軽で便利です。

税金にはさまざまな種類があり、順次対象の拡大が予測されますが、現時点でスマホ決済が対象ではない場合や決済方法に制限がある場合もありますので、事前に調べておくと安心です。

領収書が発行されないため、必要に応じて、コンビニや金融機関での納付と使い分けるとよいかもしれません。