旅のサブスクの上手な活用法は?

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お姉ちゃん、旅のサブスクって知ってる?

知らなかった!どんなサービスなの?

定額でホテルや民宿に泊まれるんだって!よく旅行するから使ってみようかな。

 

毎月定額で宿泊施設に泊まれる「旅のサブスク」は、お得に旅したい方に人気のサービスです。とは言え、なかには「毎月無駄なく活用できるか不安」と感じる方もいるでしょう。そんな方のために、旅のサブスクの特徴や上手に活用するためのポイント、利用するときの注意点について解説します。

 

旅のサブスクとはどんなサービス? 

 

利用料など料金を支払うことで、商品やサービスを利用することのできる「サブスク」は、さまざまな分野で広がりつつあります。「旅」のサブスクは、月額料金を支払えば、ホテルや民泊などの施設に泊まれるサービスのことです。2〜5日程度の短期宿泊はもちろん、30日以上の長期宿泊なども可能です。旅のサブスクには大まかに「1拠点型」と「多拠点型」の2種類に分けられます。

 

1拠点型は、1つの宿泊施設に定額で泊まることができます。「仕事でいつも同じ場所に出張する」「泊まる場所を固定したい」という方におすすめです。数ヶ月などの長期利用も可能なため、住み替えの際の仮住まいとしても活用できるでしょう。たとえば「帝国ホテルサービスアパートメント」は、5泊で15万7000円、30泊は39万6000円からなど、通常であれば、一泊5万円程度(部屋タイプや宿泊日による)の憧れの帝国ホテルに滞在しつつ、ラウンジやフィットネスを優待料金で利用することのできるサービスです

 

一方で、多拠点型は全国の提携施設に宿泊できるサービスです。ワーケーションや複数の地域への出張、全国を旅しながら生活したいという方におすすめです。たとえば旅のサブスク「 HafH (ハフ)」は全国1000以上の宿泊施設と提携しており、月額2980円から利用できます。月当たりの宿泊できる日数などにより複数のプランがあります。

 

旅のサブスクを上手に活用するポイント

 

旅のサブスクを上手に活用するためには、目的にあったサービスを選ぶこととともに、支払った費用が無駄にならぬよう事前に詳細を確認したうえで活用することがポイントです。

 

目的にあったサービスを選択する

旅のサブスクは利用目的を明確にして比較することが大切です。目的に合わせた比較については、以下のような点をチェックしてみてください。

 

  • 利用する地域は1か所か、複数か
  • 何泊程度利用するのか
  • 宿泊したいエリアに拠点が複数あるか

 

たとえば、2週間程度の出張が多く、都心を中心に利用したいAさんであれば、

都心への出張がメインのため都心に提携施設が多く、1週間以上の連泊ができるサービスが適していると言えます。泊まれる日数が少ないと宿を点々とするため負担となってしまいます。

 

一方、毎月異なる地域に泊まって、たくさんの人と交流したいBさんの場合は、民泊やゲストハウスを中心に多くの拠点を持つサービスが適しているかもしれません。都心だけでなく、地方にも多くの拠点があると満足度も上がるでしょう。

 

つまり、それぞれの目的によって選ぶサービスは異なります。

 

使わない期間は休会制度の活用も検討する 

月額課金制のサブスクは利用しない月の料金が無駄になってしまう点がデメリットです。旅のサブスクは月額1万円以上かかることも多く、年間で大きな負担になります。

 

しかし、サービスによっては「休会制度」を活用して一時的に課金をストップすることができます。たとえば「ADDress(アドレス)」では年間6回まで、1ヶ月単位で休会申請が可能です。

休会制度の有無や利用条件はサービスによって異なるため、契約前に確認してみてください。使わない期間が続く場合は休会制度の活用も検討し、無駄のないように利用しましょう。

 

旅のサブスクを利用する際の注意点 

 

旅のサブスクを利用する際には、以下のような点に注意が必要です。

 

  • 複数人での利用が難しい場合がある
  • ドミトリー(相部屋)が中心の施設もある
  • オプション料金がかかるケースがある

 

サービスによっては、家族など複数人での利用が難しい可能性があります。単身者をターゲットにしたサービスが多く、ドミトリー(相部屋)がメインとなっていたり複数人向けの施設が少ないのが現状です。

 

また、基本料金以外のオプションにも注意が必要です。以下のようなケースでは別料金が発生することがあります。

 

  • 同伴者がいる
  • 部屋をアップグレードしたい(ドミトリーを個室に変更など)
  • 施設の光熱費
  • 駐車場の利用

 

たとえば3人家族で旅のサブスクを活用する場合、部屋のアップグレードや同伴者の宿泊に別途料金が必要かもしれません。サービスを比較する際には、基本料金にどこまで含まれているか確認しましょう。

 

 サービスの特徴や規約を比較して上手に活用しよう

 

旅のサブスクは、通常の施設予約よりもお得に宿泊できるサービスです。うまく活用すれば、いつもは手の届かないホテルに泊まれたり、行ったことのない地域に宿泊して交流を楽しんだりできるでしょう。

 

ただしサービス内容は各社さまざまです。目的に合うサービスを選ばないと利用機会が減り、無駄な出費になる可能性もあります。今回ご紹介した内容を参考に、サービス内容を比較して上手に活用してください。