100歳まで生きる?老後のお金は健康寿命で変わる

家計/ライフスタイル

イキイキ家 父と母の会話

歳をとっても健康でいたいね。

そうね、病気になったり介護になったりするとお金もかかるから、今から健康でいるように心がけなきゃね。

そうだね、これからはハイキングとか体をつかう趣味を見つけようか?

 

超高齢社会に突入した日本では、100歳まで生きることがめずらしくなくなりつつあります。

だからこそ自分が100歳まで生きることを想定した、老後資金の準備が必要になってくるかもしれません。

老後資金を考えるとき、現在の自分をもとに考えがちですが、生活にかかる費用だけとは限りません。健康であれば医療費はあまりかかりませんが、病気などになってしまうと医療費や介護費が必要になることもあります。資産寿命を延ばすためには健康でいることも大事な要素なのです。

 

100歳以上の人口はなんと8万人

 

令和2年の男女別100歳以上高齢者数の年次推移をみると、令和2年では100歳以上の人口は8万人を超えています。平成元年が約3000人だったことを考えると、32年間で約26倍にもなっています。

 

 

現代人が長寿になった理由には食生活が最も大きく関係していると言われています。

バランスの良い食事は身体を元気にし、病気予防を促進します。また、医療が発達し、治らないと言われていた病気が治るようになってきています。

人生100年時代は決して他人事ではなく、自分事として考えましょう。人生80年と100年では、生涯において蓄えるべき老後資金も異なります。

公的年金をあてにするのでなく、自分自身で準備をすることが必要です。

今が楽しければそれで良いという考えは、いずれ後悔を招くことになります。

老後の資金は生活費だけじゃない

 

退職をして年金生活になると、収入が減るのはもちろん、それまでとは毎月使えるお金も減ってしまいます。生活費の見直しも必要になってくるでしょう。しかし、老後は生活費だけでなく、医療や介護の費用も意識しておかなければなりません。

 

自分は病気にならない、介護施設の世話にはならない、と言える根拠はありません。

内閣府発表の令和2年版高齢社会白書によると、男性は平均寿命と健康寿命の差は約8歳、女性は13歳もあります。

健康寿命とは心身ともに健康で自立して生きられる期間、介護などの必要ない期間のことをいいます。つまり、健康寿命と平均寿命の間は病気や介護の期間ということになります。

 

※内閣府:令和2年版高齢社会白書より

健康寿命を延ばせば医療費、介護費の節約に!

 

出費を少しでも減らすには、いかに健康な生活を意識するかがポイントになります。

健康であれば医療・介護費を抑えられるからです。

病気になってから治療するのではなく、病気を未然に防いだほうがお金は貯まります。

治療が長期化すれば大きな出費になりますし、何より治療には苦痛や通院の身体的負担も伴います。

健康でいることが最大の節約につながるのは間違いありません。

健康寿命を少しでも延ばすためにも、今から不摂生な生活を改めることが大切です。

たとえば食生活で贅沢をしていると、カロリーの摂りすぎにより肥満を誘発します。

暴飲暴食は栄養バランスが崩れ、過剰に摂取する栄養素、欠乏する栄養素などが出てきます。

肥満は多くの病気の引き金となり、将来的に医療費や介護費を増やすことにつながります。

ですから健康寿命を延ばすためには、肥満にならないことを心がけましょう。

肥満を防ぐには、栄養バランスの取れた食事と、程度な運動を心がけることです。

毎日野菜を多めにとるとか、腹八分目におさえるとか、1日30分軽いウオーキングをするなど、できることから始めましょう。

肥満を予防すればほかの生活習慣病も遠ざけられ、結果的に大きな医療費・介護費の節約につながります。

まとめ

 

100歳まで生きるのがめずらしくない時代だからこそ、より多くの貯蓄を確保する必要があります。

老後資金の取り崩しを少なく抑えるためには、健康生活を意識することが大切です。

高齢になっても健康でいられれば、元気を維持できるので病気を予防できます。

健康寿命を延ばすことで老後資金の寿命も延ばすことができます。