「単利」と「複利」の違いって知ってる?
銀行にお金を預けるときなんかに目にするけど、違いがよくわからないわ。
預けた元本のみに利息がつくものを「単利」、元本+利息に利息がつくのを「複利」というんだ。
100万円を金利5%で預けたとして、単利と複利の違いを比較してみよう。
【100万円を年利5%の単利で預けた場合】
1年間の利息は5万円だね。
単利の場合、2年目以降もずっと1年間の利息は5万円なんだ。
単利はずっと利息の金額が変わらないんだね。
次に【100万円を年利5%の複利で預けた場合】
1年間の利息は5万円だね。
複利の場合、2年目の元本は100万円+1年目の利息の5万円で「105万円」となり、2年目の利息は5万2500円になるんだ。
複利は利息にも利息がつくからどんどん増えていくということね。
そうなんだ。
単利と比べて、2年目の利息を受け取った時点ですでに差が出ているのがわかるね?
今度は元本500万円、年利2%で30年の預け入れとして比較してみよう。
【単利】 500万円 + 利息300万円 = 800万円
【複利】 500万円 + 利息405万6,808円 = 905万6,808円
長期で見れば、複利は元本が毎年増えていくから、利息分もどんどん大きくなるということなんだ。
なるほど、複利が断然オトクね!