ネットで加入できる保険は本当に大丈夫?

保険

ワクワク家 兄夫婦の会話

保険の見直しをしようと思っているけど、友人がネットで加入できる保険が保険料は安いからっておすすめされたの。

保険はよくわからないんだよね。保障内容が同じなら安い方がいいけど、自分に合っているかの判断ができないよね。

保険屋さんでない相談できる人がいるいいのにね。

 

保険料の試算から申し込み手続きまで、すべてインターネット上で完結できるネット保険が最近話題となっています。手軽な保険料で保障を確保できる一方で、適正額がわからず、不安に感じる方も多いようです。そこで、今回は、ネット保険の特徴やメリット・デメリットについて解説します。

 

ネットで加入できる保険の特徴

 

保険の加入にあたって、保険の種類、保障の内容、保険金額、保険料など説明をしてくれる営業マンがいる対面販売に対して、ネット保険の場合は、すべて自分で検討し、選びます。それぞれに良さがありますので、自分自身にあった方法で検討するとよいでしょう。

 

ネットで加入できる保険と対面販売の保険との比較をまとめましたので参考にしてください。

 

ネット保険は、対面型の保険と比較すると、申し込みや請求など自分でする分、保険料が割安であることが特徴です。

これらの特徴を踏まえた上で、ネット保険にもメリットとデメリットがそれぞれありますので、見ていきましょう。

 

ネット保険のメリット

 

2ー1 保険料がお手頃

加入者が支払う保険料の中には、保険会社のコストとなる手数料や広告費、人件費も含まれています。店舗や対面セールスを行わないネット保険では、これらのコストを抑えることができるため、対面形式の保険と比較すると同じ保障内容でも保険料を安く抑えることができます。

 

2ー2 保障内容がシンプルでわかりやすい

ネット保険のWebサイトでは、年齢や性別を入力すると、保障内容や保険金額は、多くの場合、リストの中から選択する形式になっています。合計保険料がすぐに計算されるため、予算にあわせた月負担額を設定することも可能です。セールス担当者がいないため、加入者に合わせたカスタマイズができない代わりに、複雑な商品もほとんどなくシンプルでわかりやすいものが多いです。

そのため加入者が保険内容を把握しやすいです。

 

2ー3 保険の申し込みがいつでもできる

対面の場合には、保険を検討する際に担当者と日程調整や打ち合わせ場所への移動が必要です。一方で、ネット保険だといつでもどこからでも申し込みが可能です。

また、インターネット上で気軽に保険料試算をすることができますので、申し込みせずに、比較検討だけすることも可能です。

 

ネット保険のデメリット

 

3ー1 保険商品の数や特約の数が少ない

対面型の保険では、子育て時期の保障を厚くするなど、契約者のライフステージに合わせて特約の付加や複数の保障を組み合わせるなどオーダーメイド式にすることができます。

一方でネット保険では、目的に応じた保険を自分で選ぶことになるため、わかりやすさが重要になります。そのため、シンプルな掛け捨て型の保険が中心です。

 

3ー2 自分で決める必要がある

対面型であれば、商品や保障内容が決まれば、手続きは担当者が準備のうえ進めてくれますが、ネット保険の場合は手続きも全て自分で行う必要があり、手間がかかります。

また、申込以外にも住所変更などの登録情報の変更手続きや結婚、出産などの環境や状況に合わせた保険の見直しも自分で行う必要があります。

困った時には、メールや電話での問い合わせや案内など、カスタマーサポートがありますので利用するとよいでしょう。

 

まとめ

 

シンプルでわかりやすい商品が中心となったネット保険ですが、その分商品選びから申し込みまで自分で行う必要があります。

自分で選んだ保険が本当にあっているのか自信が持てなかったり不安を感じたりすることもあると思いますので、その場合はFPに相談することも選択肢です。

保険に詳しくない人でもサイトを見ると自分で選びやすくなっていますので、まずはサイトを見て見積もりしてみることもオススメです。