働く女性が収入アップのために取得している資格ってなに?

家計/ライフスタイル働き方

これからお金もかかるから収入アップしないかな。

資格をとって収入アップもあるし、将来独立開業できる資格もあるよ。

どんな資格なら将来収入アップが期待できるの?

 

 

会社員として意欲的に働いているものの、収入面で満足している女性は少ないようです。
そんななか、資格を取得することでスキルアップし、ひいては収入アップを目指す女性も少なくありません。
収入アップが望める資格にはどのようなものがあるのでしょうか?

今回は、働く女性が収入アップのために取得している資格を3つご紹介します。

 

 

 

 

収入アップが望める資格①「ファイナンシャルプランナー」

 

人生の目標や夢を叶えるために、家計や資産形成など暮らしに関するお金の相談に応じるのがファイナンシャル・プランナー(FP)です。
FPは家計、税金、保険、不動産、年金など幅広い知識を必要とします。
取得する資格は国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能士」で、これには1級・2級・3級があり、収入アップにつなげるのであれば、2級以上は必要でしょう。
金融機関や保険会社に勤めるなら重要な資格ですが、一般企業の人事・労務部門や、介護福祉分野でも資格を生かせます。
また独立開業の道もあります。

 

資格を取得するには、日本FP協会もしくは金融財政事情研究会の「FP技能検定」を受験します。
どちらで資格を取得しても、資格自体の価値は変わりありませんが、日本FP協会で受験する人の方が多いようです。
日本FP協会では民間資格のAFP、CFP®の取得もチャレンジできます。
AFPは2級FP技能士の合格と、必要な知識を持ち適切なアドバイスができるFPとして認められる資格です。
CFP®はAFPの上級資格で国際民間資格となります。
CFP®の合格者は、1級FP技能士の学科試験が免除されます。

 

ファイナンシャルプランナーはさまざまな分野の幅広い知識が必要です。過去問を攻略してコツコ

ツと勉強を進めていきましょう。

 

 

収入アップが望める資格②「社会保険労務士」

 

社会保険労務士は企業の人事や労務管理をサポートする専門職で、国家資格です。
労働関連や社会保険などの法令について正しい知識を持ち、企業の経営を支えています。
おもな業務は、社会保険・労働保険の手続き、労務管理の相談・指導、年金相談などのほか、紛争解決手続代理や社会保険や労働保険などのトラブルで裁判になったときの補佐人など、多岐にわたります。
人事・労務部門で働く人にとっては仕事に生かせる資格です。また、独立開業も目指せます。

 

社会保険労務士の試験は年1回実施されますが、受験には(1)学歴、(2)実務経験、(3)厚生労働大臣の認めた国家試験合格の3つのうち1つを満たす必要があります。
また、試験には「選択式」と「択一式」の2種類があり、いずれも合格基準点に達した場合に合格となります。
社会保険労務士の試験は関連する各種法令を網羅する必要があるため、出題範囲が広く、試験勉強に十分な時間を取る必要があります。
学習計画を立てて、じっくり取り組んでいきましょう。

 

なお、子どもがリモコンを投げてテレビ画面を壊したときなどは、「家財」を対象とした契約であれば補償されます。

 

 

収入アップが望める資格③「日商簿記」

 

簿記は、企業の経営活動を記録・計算し、データを整理して企業の経営や財務状況を明らかにする技能です。
会計や財務諸表を読み取る力や経営管理能力、分析力が身に付きます。
企業の経理や財務部門で知識を生かせますが、営業職でも取引先への提案などに簿記を役立てることができるでしょう。

 

簿記の資格には、日商簿記・全商簿記・全経簿記の3種類がありますが、収入アップに生かしたいのであれば、日商簿記の2級は取得しておきたいです。
日商簿記は日本商工会議所が主催する検定です。
2級・3級は全国のテストセンターで受験できるネット試験が可能で、結果は即時判定でその場で合否がわかります。
検定に合格するには簿記の内容と意味をしっかりと理解する必要があります。
テキストを丸暗記するのでなく、理解できるまで毎日コツコツと学習を続けることが重要になるでしょう。

 

 

 

まとめ

 

今回は、働く女性が収入アップにつながる資格を3つご紹介しました。
ただ、収入につながる資格はこれだけではありません。
今の仕事に関連する資格や興味のあること、転職したい業種などから、自分に合った資格を探してみましょう。
また、企業によっては福利厚生として資格手当を設けているところがあります。
資格を取得した従業員に合格報奨金を出すところもあるので、まずは勤め先の資格手当について内容を確認してみるとよいでしょう。