住宅購入の悩み、戸建てとマンションどっち? ~マンション派のオススメ理由

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ワクワク家 夫婦の会話

最近会社の人がマンションを購入したそうで、マンションがいいってすすめられたよ。

マンションは駅から近かったり、防犯上も安心だったりするわよね。

他にも、最近は共同の設備なんかも充実しているから、満足してるっていってたよ。

 

住宅の購入が視野に入ってくると、選択肢の多さに悩みは尽きません。「理想のわが家」に対するイメージは人それぞれですので、家族で意見を集約するのもひと苦労です。

そんな悩みの解決にむけて、著者の経験をふまえたマンションの魅力についてお伝えしたいと思います。物件選びの参考にしてみてください。

 

憧れは戸建て、現実はマンション?

 

マイホームを考える際には、ゼロからの思考というよりも、幼少期の記憶や想いがベースとなっているようです。「親の背中をみて育つ」とも言いますが、同じ道を辿るにせよ、異なる道を選択するにせよ、これまでの人生における経験を基準とするケースが多く見受けられます。

世代や社会的環境、経済的事情などさまざまな観点から検討したいものです。

 

最近の傾向として、首都圏で生活する30代世帯の住宅購入計画では、戸建てに憧れつつも、利便性や物件数の多さからマンションを選択するケースが多いようです。

 

マンション居住歴25年の経験より

 

そういう著者の場合は、幼少時代は戸建てで育ちました。親が住む実家は、すでに築40年を過ぎ、台風や地震が発生すると心配です。80歳過ぎの年金生活者にとって、リフォームや屋根の吹き替えは、この先のことを考えると躊躇するようです。

 

たしかにマイホームというと「戸建て」を思い浮かべるのですが、日々の生活拠点としての快適さという点では、「マンション」を選択してよかった気がしています。

 

具体的には、

■管理… 共用部分は管理会社が整備してくれるので、清掃やゴミ出しに気を使わない。不在時でも宅配ボックスで荷物を受け取れる。 

■防犯… 玄関ドアの鍵のみで出かけられる。エントランスおよび共用部には防犯カメラで不審者の侵入を監視している。

■気密性… 構造上あたたかい。

■眺望… 目線が高いため、眺望が期待できる。

■平面… 一般的にワンフロアなので、家族の居場所がわかる。階段がないため動線が確保しやすく、高齢になっても暮らしやすい。

■教育環境… 同じマンション内に同級生がいる場合など親も子も安心。

などが挙げられます。

 

最近では、パーティールームや会議室、キッズルームなど共用スペースの充実したマンションが増えているようです。

 

エリアや階層にもよりますし、管理体制などはマンションにより大きく異なります。充実した管理は快適ですが、初期費用や月々の管理費といった経済的負担が発生します。

すべての希望を満たす物件を探すことは難しいかもしれませんので、優先順位を考えて検討することをおすすめします。

 

最近の相続事情より

 

かつては、代々「家」は継承され、親から引き継いだ自宅を守り、子へ引き継ぐとされてきました。長男ありきの相続から、子は平等に分割される相続へと変わりました。

「家」に対する考え方も変わってきているようです。

 

親の相続時に、子はすでに住宅を購入しており、それまで住んでいた親の自宅が空き家となるケースが増えています。比較的利便性の高いエリアであれば、築年数が古いマンションでも買い手が見つかるものですが、戸建てで敷地の形状や間口が狭いなど建築不可物件である場合には売却もできず負の財産となってしまいます。

 

「住み替え」という選択肢

 

当然ながら、長く住むことを前提に住宅を購入しますが、「住み替え」という選択肢も一般化されてきました。自宅を売却し、高齢者専用住宅への入居金とする方も増えています。どのタイミングで住み替えるのかについては、健康状態やお財布事情によりますが、選択肢があることは知っておきたいものです。

 

まとめ

 

マンションのおすすめポイントをお伝えしましたが、戸建てもマンションもそれぞれにメリットとデメリットがあります。住宅購入においては、悩むことも多いですが、自分にとって「大切にしたいもの」に優先順位をつけて考えるとよいかもしれません。将来的なこともふまえると、いずれにしても、「資産価値の減らない物件」という観点はおさえておきたいですね。

 

 

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